皆さんこんにちは。
東京空色へようこそ。
ご訪問ありがとうございます。
今回は、やくいっけん(←HN。約一間(やくいっけん)、背丈がそれくらい)が、東京空色Gの療育支援への取組み、コロロメソッド体得編!についてお届けします。
コロロメソッド
私やくいっけんにとって、奥深く豊かな療育の世界へ初めて誘ってもらえた奇跡のメソドロジー。この出会いが無ければきっと、この場所でマイク片手に熱唱してるなんてことは絶対ありえなかった、、ま~ためぐり逢えたの~も きっと偶然じゃないよ~ 心のどこかで 待ってた~♪ って、そんな一人でオンステージはさておき、、
前回の記事で概要をご紹介しましたコロロメソッド。
今回は、概要に加えて、コロロメソッドの理念の一端をご紹介。
コロロの理念は全部で4つあるんですが、これがホントにすばらしくて、、そのなかに、
「誰一人として排除しない」
「一人はみんなのために、みんなはひとりのために」
といった言葉があって、、、コレ、ホントに、この言葉通り、マジで実践されてるスゴさ。。。
「誰一人として排除しない」というのは、コロロ学舎さんに入所されてる利用者様のほぼ全員が重度知的障がいをお持ちの方々。通常、他の施設やサービスでは受け止めきれない方々、それはともすれば排除される側に回ってしまうケースもあったりすると思うのですが、コロロ学舎さんはそうした方々こそ率先して受け入れてらっしゃる、、、コレ、、言葉では語りつくせないほど尊いことなんですよ皆さん!
当社は短期入所ですが、コロロ学舎さんと結果的に似たところがあり、緊急入所はじめ地元の福祉サービスで受けとめきれない利用者様のご相談を数多くいただいております。そんな背景があるからこそ、誰一人として排除しない難しさとか社会的意義が痛いほど分かる、、、
また、「一人はみんなのために、みんなはひとりのために」というのも、決して理念的なもので終わらせずにマジで実践。例えば、一人の利用者様が動けなくなってしまうことがあると、みんなで動きを止めてその利用者様と一緒に動き出せるように働きかけていくイメージ、、言うのは簡単だけど障がい支援の現場でそれをイザ実践しようとするとどれほど困難なことか、、、
当社としては、昨年3月に施設見学でお邪魔させていただき、その理念や技法に深く、痛く、激しく共感し、導入を決断した経緯があります。
早速、お願いをさせていただき、コロロ学舎さんの現場で2泊3日の実地研修を実施、コロロメソッドの一端を学ばせていただいたという次第。
今回は、そんな2泊3日のアツく濃ゆい実地研修がどんなだったか?について、いつも以上に激しくマイク握りしめお届けさせていただきます。
実地研修の日程は、2024年9月。

▲コチラ、東京都西多摩郡瑞穂町にあるコロロ学舎さんの建物。解放感のある立派なつくりです!
まだうだるような夏の日差し残る時期で、、、当社からは2班に分かれて、計9名が参加。 3日間のざっくりとした流れは
1日目:コロロ療育理論座学とコロロメソッドへの参加
2日目:コロロメソッドを実践(室内歩行、ダイナミックリズム、昼食介助、屋外歩行)
3日目:自分たちで集団を動かしてみる
といった内容。朝から晩まで動きっぱなし、学びまくりのアツく濃ゆい3日間。。まーよく歩いたわ。。
初日の、コロロ療育理論座学は、イメージとしてはこんな感じ。

▲こんな感じで、脳の発達過程や構造から紐解き、意識レベルを上げることの重要性を理論立てて説明してくれるわけです。
私やくいっけん的にはぶったまげましたよ、ホント。こういう原始のところから支援を組み立ててるなんて初めて、、、しかもそれが、現場支援の一挙手一投足にまで反映されてるスゴさ、、、
支援のメソドロジーがどうあれ、そこに確かな理論があると、現場支援に根拠が生まれますよね。これってめっちゃ重要なことだと思います。感覚ではないところで、属人性の排除だったり再現性の担保だったり検証の有効性だったり、支援現場で難しいとされることの突破口がココにはある。
そのうえで、初日午後からは実際にコロロメソッド実践の現場に一緒に参加し、歩行し、動いてみて流れを把握させていただいた次第。

▲室内でのダイナミックリズムとその合間の集会。これはコレでほんと、療育だな~と。変な意味ではなくお遊戯のイメージに近い感じ。とても優しくて柔らかくて素敵な時間がありました。
2日目からはコロロメソッドを実践する段階へ。
室内歩行、ダイナミックリズム、昼食介助、屋外歩行など。。

▲コロロ学舎の生沼課長さん。一緒に伴走していただき、歩行トレーニングにおける注意点や利用者様との距離感、関わり方など手取り足取り教えていただけました。生沼さん、本当にありがとうございます。

▲再びコロロ学舎の生沼課長さん。ダイナミックリズム中も当社職員一人ひとりに付き添い伴走していただき教えていただけました。生沼さんイケメンすぎます。
3日目は自分たちで実践する段階へ。
その中で、コロロの遊びの部分が発揮された場面があったので以下ご紹介。
外の歩行トレーニング中に、近くの公園を通りがかったのですが、コロロ学舎の皆さんの呼びかけでちょっと遊んでいこうかと、、いう流れになりまして、こういうのもアリなのねん!

▲職員さんが率先して遊具の危険個所をアセスメント。さらに、どこでどう遊べるか瞬時に組み立てます。その間に、集団は広場へ移動。

▲みんなで座ってさーこれから遊ぶよー、といった場面。忘れちゃいけない、こうして施設外で重度知的障がいの皆さんが整列して静かに座ってる光景、、、突発的な逸脱行為無し!なんてスゴいんだ!!

▲一人ひとり安全を確保しながら滑り台で滑走を楽しむ、、、その他の利用者様は静かに順番を待ってる、、、なんて尊い光景なんだ!!
コロロメソッドというと、一部には軍隊ちっく?みたいな声もあるようですが、実際は全然そんなことはなくて、例えばこうして遊びの要素や時間がしっかり採り入れられてる訳です。
要は、支援者側の技術であり発想であり、職員間の連携であり、日々の訓練の蓄積であり、、、そしてなによりもコロロ学舎の職員の皆さんが支援を楽しみ、自分たちのメソッドに誇りを持ってるのが素晴らしいのです。
ということで、まーよく歩いたけどあっという間の3日間でした。
コロロ学舎の皆さま、この度は実地研修の機会をいただき本当にありがとうございました。多くの学びと未来への希望とか道筋をいただけたこと、心より感謝申し上げます。
感じたこと学んだことはホントたくさんあるのですが、中でも
療育理論をもとに現場支援へ一貫性をもって展開されてるところはホントにスゴイ。これは、結果的に現場支援の一つひとつに理由や根拠が生まれることになり、属人性の排除や再現性を高めるところにつながってる。利用者様にとっては統一された分かりやすい支援を受けられるようになりますし、職員側にとっても人財育成の観点から教育のポイントが明確で非常に効果性が高い。このあたり、当社の支援現場に是が非でも導入したい要素であります。コロロをメソドロジーとして導入するのはそれはそれでやるのですが、本質は、この理論と実践の一貫性、それによる現場変化・効果だと思います。
次回は、今回の実地研修の学びをもとに、社内研修につなげた取り組みをご紹介します。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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