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「津久井やまゆり園」から考える|10年が経ち、私たちは何をすべきなのか~2609全体会議~

あの日から10年。
犠牲となられた方々に心より哀悼の意を表し、ご遺族の皆様に心よりお悔やみ申し上げます。
私たちはこの出来事を決して風化させることなく、障がいのある方々が地域で安心して暮らし、社会とつながっていくために、支援者として何ができるのかを考え続けます。

そして9月全体会ワークショップとして、全職員にて「津久井やまゆり園事件検証報告書」を読み、NHK特集番組「津久井やまゆり園 職員たちの10年~事件が突き付けた”問い”との闘い~」を視聴いたしました。

「津久井やまゆり園」から考える。

支援×仕組み。

東京空色は茨城県南地域で4位の規模まで成長してきました。

短期入所のサービスにおいては、全国でもトップクラスの規模となっています。

事業が成長し、支援の仕組みが大きくなってきた今だからこそ、私たちは改めて「支援」に向き

合う必要があると考えました。

仕組みをつくるのも、運用するのも、人です。

そして、その支援を支えるのは、どのような目線で人と向き合うのか。

それは、一人ひとりの姿勢です。

「日本に暮らす、障がいのある方々を幸せにする。」東京空色の理念のもと、

職員同士、課題を出し合い、「今、ここから変えられること」「今、ここから出来る支援」に

ついて話し合いをしました。

▲施設毎に支援・環境・職員、思いつく課題を一人ひとり書き出していきます。

▲そして、書き出した課題をグループワークで話し合います。

▲課題をテーマ毎に振り分けます。


「今、私たちが向き合う課題は何か。」

見えてきた課題の中には、各施設・事業所ごとに取り組めるものや、すでに改善に向けた取り組みが始まっているものもあります。

その一方で、複数の施設・事業所から共通して挙げられた課題もありました。
これらは、個々の現場での工夫だけでなく、法人全体で共通認識を持ち、継続的に考えていく必要がある課題です。

今回のグループワークで挙げられた意見を内容ごとに整理すると、次のようなテーマが見えてきました。

グループワークで挙げられた主な課題

  1. 利用者様中心の支援・意思決定
    一人ひとりの意思や希望を尊重し、個別性に応じた支援。
  2. 支援方法、情報共有の統一
    パート職員を含み利用者様の情報・支援方法の共有と認識を合わせる。
  3. 職員の教育・人権意識の向上
    障害理解、人権、倫理、言葉づかいについて継続的に学ぶ。
  4. 防犯・セキュリティの強化
    改めて設備・施錠・警備等を含め、安全を確保する仕組みを整える。
  5. 緊急時・危機管理の設備
    不審者用の緊急事態想定、訓練や体制を整える。
  6. 職員体制・働く環境の改善
    人員配置、夜間体制、職員の負担軽減やメンタル面を含めた環境を整える。
  7. 地域・外部とのつながり
    地域や外部の目を入れて、施設を社会に開いていく。
  8. 利用者様の自由・生活環境の充実
    活動範囲の見直しや、外出・余暇活動の選択肢を広げる。
  9. 家族・関係機関との連携
    家族・行政・関係機関などとの連携を強化する。

各グループで共有された課題

最後に、各グループの代表職員が発表した内容を、一部、ダイジェストでYouTubeチャンネルで公開をしています。

現場の職員がどのような課題を捉え、どのような意見を出したのか。
それぞれの発表から、現場の声をご覧ください。


広報‗編集後記

10年前、津久井やまゆり園事件を報道で知った時、衝撃と悔しさと悲しみが襲ってきたのを今でも覚えています。

私は当時も、今とは違う形で障がい福祉には関わっておりました。
そして、10年が経ち「津久井やまゆり園事件検証報告書」を読み、改めて体制や運営の重要性を感じました。
体制や運営以外の根本から払拭する事が難しい現実は未だにあります、だからこそ「支援」にどう向き合うかが大切になるんではないかと思います。

今回のNHK特集番組の中で現在、津久井やまゆり園が地域の理解を深める活動として「施設を外に開く」活動の中で、地域の大学生が利用者様と農作業をする取り組みがあり、その活動に参加をしていた大学生の言葉が印象的でした。

「誰かを見捨てるという社会は、私たちも平気で見捨てられる社会だと思っている」
「障がいがあるから関わないとか、喋らないとかじゃなくて、そういう偏見を取り払うことで、私たち自身も暮らしやすいと思います。」

健常だろうが、障がいがあるだろうが、そこに一緒に生きていける世の中があれば
学生さんの言葉のように、見捨てられず暮らしやすい社会が生まれるのかもしれません。

ただ、笑顔がある暮らしをてほしい。それがシンプルな望みなのです。

最後まで、お読みいただきありがとうございました。
検証報告書はこちらから▼


次回は10月全体会議のワークショップをお届けいたします❗
今年もあと数か月⁉️ビックリです・・。

過去に開催したワークショップはこちらから🔜

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