東京空色を選んだ理由は!?
最初のきっかけは、年間休日が多かったことですね。
前職を辞めた理由の一つに、一人暮らしをしている母のそばに、できるだけ行けるようにしたいという気持ちがありました。
以前はなかなか休みを取りづらかったので、働き方という部分は自分にとって大切でした。
そのうえで東京空色のホームページを見て、段階的に支援していることや、
療育的な視点を持って支援していることに興味を持ちました。
療育は子どもの頃にはあっても、成人すると途切れてしまうことが多いと思うんです。
せっかく積み重ねてきたものを、成人してからも継続できる。
それはすごく魅力的だなと思いました。
面接でも、実際の取り組みや療育を続けた結果についていろいろ聞かせてもらって、
「こういう支援をしているんだ」と共感できたことが、入社の決め手となりました。
入社前入社後で、仕事に対する印象・変化はありましたか?
これまで社会福祉法人で働くことが長かったので、株式会社の福祉施設で働くのは初めてでした。
実際に入ってみて感じたのは、いい意味ですごく自由だなということです。
支援の内容も含めて、自分たちで考えて作り上げていける部分があるんですよね。
それから、若い職員が多いことや、いろいろな職種・経験を持った人がいることにも驚きました。
実際に働いていても、
「これ、いいんじゃない?」
という取り組みをすぐに取り入れてもらえることがあります。
自分の意見を汲み取ってもらえて、それを実行できる環境があると、「もっと頑張ろう」と思えますね。

現在のお仕事内容や、入社前のキャリア・資格取得したきっかけなどがあれば教えてください!
現在は梅風園の生活介護で、サービス管理責任者として個別支援計画を作成したり、職員や関係機関との連携を行ったりしています。
その他に資格は、
介護福祉士、社会福祉士、精神保健福祉士を持っています。
資格を取ろうと思ったのは、
以前の職場で、ご家族や福祉関係者、行政の方と関わる機会が増えたことがきっかけです。
やっぱり気持ちや勢いだけでは限りがあって、
制度や地域の情報も変わっていきます。
だからこそ、基礎となる知識を身につけたいと思いました。
精神保健福祉士については、東日本大震災の際に、前職の代表としてボランティアに参加した経験が大きかったですね。
被災された方や、目には見えにくい障害、心に苦しさを抱えている方に対して、自分に何ができるのか分からなかったんです。
ボランティア活動中の精神保健福祉士の方たちの支援に触れて「自分ももっと関わり方を学びたい」と思うようになりました。
サービス管理責任者の資格は、日々の仕事にはどのように活かされていますか?
資格を取って知識があるからといって、すぐに現場でできるようになるわけではないと思っています。
実践を重ねる中で、
「この場面で学んだことが生きるんだな」と
感じて、少しずつ自分の援助技術になっていくんですよね。
特に大切にしているのは、ご本人の気持ちや意思をきちんと支援に反映することです。
自分の気持ちを伝えることが難しい方の場合、ご家族や周囲の意見が先に出てしまうことがあります。
だからこそ支援者として、どうご本人の気持ちを引き出し、尊重していくのかを意識しています。
自閉症がある方への支援でも、言葉で丁寧に説明するだけでは伝わらないことがあります。
そういう時は、絵カードを使ったり、順番を見える形にしたりして、見通しを持てるようにしています。
同じ自閉症でも、一人ひとり違いますから。
持っている知識をそのまま当てはめるのではなく、実際にやってみて、その方に合うように少しずつ調整していく。
それが実践の中で、学んできた事かなと思います。

仕事のやりがいや、支援で大切にしていることを教えてください!
ご利用者さんに合った支援を、職員みんなと
一緒に考え、実践して、その方の変化や成長につながった時にやりがいを感じます。
最近の印象に残っている支援だと、
以前は嫌なことがあると寝転がったり、物に当たったりしていた利用者様がいました。
職員みんなで関わり方を考え、情報共有を続ける中で、「イライラした」と言葉で伝えたり、紙に書いたりして、ご自分の気持ちを表現できるようになってきたことです。
トイレにも行けるようになったと聞いて、すごく成長したなと思いました。
もちろん、ご本人が頑張った事が一番です。
でも、そこには職員みんなの積み重ねもあったと思います。
「今日はこうだった」
「この声かけが良かった」と共有して、
次の支援につなげていく。
職員間の連携や風通しの良さは、すごく大事だなと感じています。
さまざまな専門性を持つ職員と、働く魅力は何ですか?
やっぱり、それぞれの専門的な角度から意見をもらえることですね。
歩き方が不安定なご利用者さんについて考えた時には、理学療法士の視点と介護職の視点、それぞれから、
「安全に歩けるようにするにはどうしたらいいか」という話を聞くことができました。
自分だけでは持てない視点なので、すごく勉強になります。
服薬やてんかん発作についても、看護師さんから
「なぜこの薬を飲んでいるのか」
「飲み方や飲み合わせで何に気をつけるのか」といった話を、その都度聞くことができます。
必要なときに専門職へすぐ相談できて、そこで得た知識をまた支援に返していける。
いろいろな職種が近くにいることの良さは、そこかなと思います。
今後の目標を教えてください!
これからも研修や講習に参加して、知識や技術を増やしていきたいと思っています。
福祉の制度や考え方も時代とともに変わっていくので、自分自身も学びながら、ブラッシュアップしていく必要があると考えています。
現場で知識を活かす為にも、情報を持っていることは大切ですからね。
今は、成年後見に関わる研修を続けています。
前職でも、ご本人が高齢になっていくのと同時に、ご家族も高齢になっていくケースが増えていて、「親なきあと」のことはすごく気になっていました。
成年後見でも、これからは本人の意思決定や権利擁護がより大切になっていくと思います。
そうしたことも学びながら、将来的には地域の中で支える事にも関われたらと思っています。

最後に就職活動中の方へメッセージをお願いします!!
新しい環境に入ると、分からないことだらけだと思います。
自分も前職では新人さんを迎える側でしたが、今回、自分が新人になって、
「新人さんって、こんなに大変だったんだ」と本当に分かりました。
分からないことが分からない、という時もあるんですよね。
でも、ここには一緒に悩んで考えてくれる先輩がいますし、
「焦らなくていいよ」
「ゆっくり覚えていけばいいよ」と言ってもらえました。
ご利用者様から「また明日来るの?」と声をかけていただき、自分が支援する側なんですけど、逆に見てもらっている、支えてもらっていると感じることもあります。
前に出るのが得意な人もいれば、誰かを応援したり支えたりするのが得意な人もいると思います。
活躍する場面はそれぞれあります。
だから「こうじゃなきゃいけない」と決めつけずに、自分がなぜこの仕事を選んだのかという原点と、自分の良さを大切にしてほしいですね。
ありがとうございました!!
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