つくば市の生活支援員のお仕事：生活支援員＆サービス管理責任者の中山さんの場合

中山です。よろしくお願いします。

はい。私の場合は、一旦現場を離れていましたが、やっぱりもう一度福祉をやりたいと思い求職している最中に東京空色のHPに出会いました。どの記事も興味深く時間を忘れて隅から隅まで読了しました。その時に『ここに行きたい』と思ったのがきっかけです。

間違っても、ご利用者さまに対して『それはアナタのワガママですよ。』
『私たちのいう事を聞いておとなしくしていなさい』と言う支援者がいない場所だと感じました。ご利用者さまは、個として独立した人間なんです。支援者がご利用者さまにとって納得のいく関わり方をすれば、落ち着いているし、そうでなければ、不快の感情をこちらに向けてくる、そんなアタリマエの事をアタリマエとして捉えられる方たちが、働いている職場だと感じました。
福祉に正解はない、とも言われていますが、私にとって押さえつけたり、皆と一緒に居られないなら支援出来ないと、はじき出したりする事は福祉ではないと考えています。支援者が関わりやすい方・支援者の指示が通りやすい方でなければ
支援できない、というのは本末転倒だと思っています。
ひとりひとりの個性・特性と向き合ってそれぞれに合った方法で必要な支援を行う、そんなアタリマエの支援が出来る会社だと感じました。

大きなギャップはありませんでした。

まだまだ、発展途中の伸びしろのある会社です。
こうなったら良いな、こんな事やりたいな、の実現を目指せます。
１人では難しい事も、一緒に考えて、一緒に試行錯誤してくれる仲間がいます。
失敗も一緒に乗り越えてくれます。
『分からない事が分からない』状態の時にも相談に乗ってくれる上司がいて
一緒に悩んでくれる同僚がいる、ありがたい事です。

良かったところは、様々な経歴をもった方に会えた事です。良くも悪くも、大学から福祉一色の中で今まで働いてきました。自分ではそう思ってはいませんでしたが、こうあるべきという思い込みが強くあったな、と反省しています。物事は多角的に俯瞰で考える、当たり前の事と思われるかもしれませんが、出来ているようで出来ていなかったと再認識させられました。
異業種から転職された方も多くいらっしゃるので、どっぷり福祉色に染まった私では考えつかない視点からの提案にはワクワクします。
例えば、ご利用者さまと一緒に楽しむ活動にしても、基本的には出来ない事は何もないと、私は思っています。一見突飛に思える提案でもそれを実現するためにはどうしたら良いだろう、どんな方法をとれば安全にみんなで楽しめるだろう？と柔軟に対応してきたつもりでしたが、その斜め上を行く解決策の提示に日々新たな発見があります。

改善すべき点と感じることろは、誰が何処に異動してもスムーズに勤務が出来るように、一週間程度全事業所を経験するのはどうでしょう？短期入所の事業も、日中活動の事業もそれぞれの視点に立ってご利用者さまを受け入れると今までと違う視点が生まれると思います。

大変なところは、支援には終わりがありません。毎日が試行錯誤の連続です。今日OKだったことが翌日もOKとは限らない部分もあります。相手はもの言わぬ人形ではなく、感情をもった人間なので、当然といえば当然ですね。とはいえ、自分自身の事でも、時にはなんだかよくわからなくなる時もあるので、分からなくても落ち込まない事にしています。わからないなら分かるようになれば良いだけです。諦めずに毎日関わっていれば少しづつ心の距離も近くなっていくものです。

やりがいを感じるところは、ご利用者さまに私の存在を認めてもらえた時です。嬉しいのは私の名前を、ご利用者さまが呼んでくださった時です。一般的には嫌いな人に対して呼びかける事は殆どありません。名前を呼ばれるという事は、存在を受け入れてくれているという事だと私は思っています。例え、名前を呼んで頂けなくても、私のそばに来てくれた時も同じように嬉しくなりますね。

今後の福祉を支えてくれる若い方たちに、福祉の奥深さ・面白さを伝えられるようになっていきたいです。その為には、必要な情報はいつでも最新にしておく必要があると考えています。

良かったら見学にいらしてください。

どんなところ？何しているところ？是非、直接ご覧ください。

ご利用者さまの素敵な笑顔に癒されてください。そして、自分もご利用者さまの笑顔のお手伝いができたら良いな、と感じてもらいたいです。